3月11日の東日本巨大地震の発生時、八戸市民病院救命救急センターで勤務に当たっていた今明秀氏。同センターはドクターヘリやドクターカーが配備され、災害派遣医療チーム(DMAT)として稼働できる部署。地震発生以降、どのような状況に直面したのか、今氏の許可を得て掲載する。

 八戸市民病院救命救急センターのスタッフブログ「青森県ドクターヘリ スタッフブログ」http://doctorheli.blog97.fc2.com/


写真 八戸市立市民病院救命救急センターDMAT隊が、ドクターカーにて野田村へ入った際の様子(YouTubeより編集部が転載。もとの動画はこちらから)。

●東北関東大震災その4 三陸沿岸にDMAT出動 2011年03月15日 23:36●

八戸市立市民病院救命救急センターは今回の震災で、3月15日の時点までに3回のDMAT出動を行っています。

そのうち、ドクターカー2号車を使って三陸沿岸に出動した隊が本日帰還しました。後日また経過などを説明しますが、取り急ぎ収録した画像を提供します。

こちらは、岩手県久慈市の南隣にある野田村です。撮影は3月14日朝です(撮影中に電話などで通信を行っていたため、音声は削除しました)。

※編集部注:撮影された動画は、YouTubeにて公開中です。
こちらからご覧いただけます。


見て分かる通り、中心街の被害は甚大でした。
特に、右折して渡る橋の向こうにあるはずの川が、家屋などの瓦礫で埋まっています。

石巻や宮古などの陰に隠れて目立った報道がなく、DMAT連絡網でも情報に乏しいため、
野田村の人的被害について情報を得ることも目的として、出動を決定しました。

実際には自衛隊や全国の消防緊急援助隊や警察が入って支援が行われており、
また適切に避難所が設置され、必要な住民は避難生活に入っていました。

詳しくは、また改めて。

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