東芝メディカルシステムズは12月10日、診療所向け医事会計システムの新モデル「TOSMEC Aventy」(写真)を発売した。高解像度のワイドディスプレイを備えた省スペースデスクトップ型で、会計情報と患者情報を左右に並べて表示でき、効率的に会計処理が行えるという。価格は最小構成で370万円。TOSMEC Trinityシリーズ後継製品の第1弾で、初年度の目標販売台数は2000台。

 ディスプレイは23.6型、解像度は1920×1080ドットのフルHD仕様。「会計入力ウインドウ」と「患者情報ウインドウ」など2画面を同時に表示可能で、会計処理を行いながら患者の病名登録や過去の会計内容の確認を行うなど、効率的な操作ができる。

 OSはマイクロソフトWindows7 Professional、主記憶は8GB、ハードディスクの代わりに320GBの半導体ディスク(SSD)を搭載している。また、A4判35枚/分の印刷が可能なモノクロレーザープリンターが標準仕様に含まれる。

 既存のTOSMEC Trinityシリーズでは一部顧客に限って提供していたリモートメンテナンスやマスター配信などのオンラインサービスを全ユーザーに提供する。また、オプション設定になっていたレセプトチェック機能「マイティーチェッカーPRO」を標準搭載した。マイティーチェッカーPROは、レセプトの複数月(縦覧)チェック、医薬品の併用禁忌の確認、診療行為と傷病名の適応性チェックなどの機能を持つ。

 このほか、「日報サマリ」「月報サマリ」などのデータから、初診率や新患率、診療単価などの統計情報を抽出する機能があり、診療所の経営支援ツールとして活用できる。

 今後、Aventyブランドでラインナップの充実を図る予定で、来春には電子カルテ一体版を発売するという。