あすか製薬は4月8日より、ドイツにあるサンドの関連会社から輸入したレボチロキシンの出荷を開始した。これは、同社のいわき工場が被災したことにより、チラーヂンSの安定供給に問題が出たことに伴う措置。

 今回、国内製造で安定供給されるまで輸入される製品の薬価は1錠9.6円で、保険の取り扱いはサンドが日本で販売するレボチロキシンNa錠50μg「サンド」と同じ。ただし、添加物やPTPシート、錠剤の形状、割線の入り方は、チラーヂンSやレボチロキシンNa錠50μg「サンド」とは異なる。使用期限も、チラーヂンSやレボチロキシンNa錠50μg「サンド」が3年なのに対して15カ月と短い。そのため、あすか製薬はMRを通じて、薬局・医療機関に対して、今回の薬剤の取り扱いに関する説明を行っていくという。また、品質情報や副作用情報の取りまとめも同社が行う。

 ただし、4月8日出荷分は少量にとどまり、本格的な供給は4月19日からとなる見込みだ。