日本看護協会は18日、東日本大震災の被災地に「災害支援ナース」を派遣すると発表した。22日に第一陣として20人が東京をバスで出発し、宮城県へ向かう予定。

 災害支援ナースとは、被災者に適切な医療・看護を実施するための研修や訓練を受けた看護師。トリアージや救命救急など急性期の看護業務だけでなく、慢性疾患や精神疾患のケア、疾病予防など中長期的な看護業務も行う。登録者数は全国で約4800人。

 18日までに全国から500人の看護師が派遣を志願しており、今後約1カ月をめどに、合計で1000人を派遣する予定だという。24日、25日にも岩手県・宮城県向けにそれぞれ40人、39人を送り込むことが決まっている。1回の活動期間は4日間。

 今回の地震被害について、同協会は11日に設置した災害対策本部で対応策を検討しており、災害支援ナースのニーズが高いと判断した。これまで、新潟県中越地震、能登半島地震、新潟県中越沖地震の際に派遣されており、今回で4回目。

 なお、全国各地からの医療支援に関連して、厚生労働省は15日、被災地への派遣のため一時的に診療報酬上の施設基準を満たせなくなった場合でも、特に届け出を行う必要はないとする趣旨の通知を出している。

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