大腸癌の手術手技は大きく進展し、術後再発率も低下している。しかし、さらに予後を5%改善しようとすると、手術手技だけでは実現は難しい。昨今の大規模な臨床試験によって、患者の病状によっては化学療法を手術に併用することで予後は改善することが明らかになってきた。

 「最善の手術をしても、その後の治療レベルが低ければ、良い結果を生むことはできない。患者にとって最良の選択肢となりうる治療は何かを常に考えていくべきである」。大阪赤十字病院 消化管外科 副部長/外来通院治療センター長の金澤旭宣氏は、「結腸癌術後補助化学療法─患者にとっての最良の選択肢とは?」と題し、第112回日本外科学会定期学術集会のセミナー(共催:株式会社ヤクルト本社)でこう話した。講演では、術後補助化学療法の現在までのエビデンスを紹介し、その中で外科医の立場から化学療法に対する考えを語った。


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