多様な段階を経て増殖する固形腫瘍において、消化管間質腫瘍(Gastrointestinal stromal tumor:GIST)は最も分子病態が解明されている腫瘍である。GISTの分子生物学的な特徴を理解し、適切に投与することが、患者のQOLの改善と長期生存につながる。

 イマチニブ耐性GISTに承認されたスニチニブは、副作用が出現しやすいとされているが、副作用の発現が有効性のバイオマーカーとなりうることが報告されている。北海道大学病院腫瘍センター診療教授の小松嘉人氏は、第112回日本外科学会定期学術集会のランチョンセミナー「分子標的薬を用いたGISTの治療戦略」(司会:熊本大学大学院生命科学研究部消化器外科教授・馬場秀夫氏、共催:ファイザー)で、「スニチニブによる副作用を管理し、投与を継続することが長期生存につながる」と話し、GIST治療に関するエビデンス、スニチニブ長期投与のためのポイント、さらに進行中の臨床試験について解説した。


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