高知医療センター
腫瘍内科科長
辻晃仁氏

 分子標的薬をはじめとする新薬の登場で、癌領域に対する効果の高い治療が行えるようになってきた。しかし副作用によって投与を中断あるいは中止せざるを得ないこともあり、化学療法による治療効果を最大限に生かすには、上手に支持療法を行って、副作用をコントロールする必要性がある。

 「化学療法の中で最も重要なのは治療効果のように思われるかもしれないが、治療効果は副作用対策ができてはじめて得られる。化学療法のスタートは副作用対策だと私は考えている──」。高知医療センター腫瘍内科の辻晃仁氏は、第15回日本緩和医療学会学術大会のランチョンセミナー「これだけは知ってほしい分子標的治療薬の有害事象マネージメント−治療効果を高めるために−」(共催、ファイザー)で講演し、こう語った。

 高知医療センター腫瘍内科では支持療法マニュアルや有害事象対策の冊子などを独自に作成し、院内のみならず地域においても統一した治療ができるような工夫を進めている。セミナーでは、副作用対策のポイントやその実際を解説した。

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