悪性リンパ腫の代表的なサルベージ化学療法は、従来、DHAP療法(デキサメタゾン、シタラビン、シスプラチン)であった。しかし昨年、ゲムシタビンとデキサメタゾン、シスプラチンによるGDP療法の有用性が、DHAP療法との非劣性試験である第III相のNCIC CTG LY.12試験により明らかになった。

 ゲムシタビンは公知申請により、2013年2月、「再発又は難治性の悪性リンパ腫」の効能・効果で承認を取得した。ゲムシタビンの悪性リンパ腫での適応取得は世界で初めてのこと。我が国では非小細胞肺癌、膵癌、胆道癌、尿路上皮癌、乳癌、卵巣癌に続く、7番目の適応拡大となった。

 より効果の高い治療法が求められていた再発・難治性悪性リンパ腫のサルベージ療法に新たな薬剤が導入することで、「治療パラダイムが変わる可能性がある」。東北大学病院臨床研究推進センターの石澤賢一氏は、第75回日本血液学会学術集会コーポレートセミナー「再発・難治性悪性リンパ腫に対するサルベージ化学療法− GDP療法を中心に−」(共催:日本イーライリリー)で、こう述べた。石澤氏は、サルベージ療法のこれまでの開発状況とNCIC CTG LY.12試験の解説、さらに今後の課題について講演した。

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