米国Mayo Clinic内科教授のS. Vincent Rajkumar氏

 近年、再発・難治性の多発性骨髄腫に対する治療薬の選択肢が増えてきている。国内でも、2006年12月にボルテゾミブ、2009年2月にサリドマイド、そして今年7月にはレナリドミドが承認された。豊富になった治療選択肢を患者の生存ベネフィットに反映させるためには、各薬剤の特性を十分に把握し、個々の患者に合わせて選択する必要がある。

 9月24日から26日まで横浜市で開催された第72回日本血液学会学術集会のコーポレートセミナー「Treatment of Relapsed Refractory Myeloma:New Agents」(座長:財団法人癌研究会有明病院化学療法科・血液腫瘍内科部長の畠清彦氏、共催:セルジーン)では、レナリドミドの研究に長年携わり、米国での承認に貢献した米国Mayo Clinic内科教授のS. Vincent Rajkumar氏が、再発・難治性の多発性骨髄腫に対する最新の治療戦略について解説した。

 多発性骨髄腫は1970年代から30年間近くにわたり、治療に明らかな進展が見られなかった。しかし、その後の約10年間で患者の全生存率(OS)は顕著に改善した。Rajkumar氏によると、こうした改善には3つの理由があるという。 

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