再発卵巣癌は従来、プラチナ製剤を含むレジメンを投与後の再発までの期間(無投薬期間:Treatment Free Interval[TFI]、あるいはPlatinum Free Interval[PFI])別に、プラチナ製剤不応性(platinum refractory)、プラチナ製剤抵抗性(platinum resistance)、プラチナ製剤感受性(platinum sensitive)と3つのカテゴリーに分けられてきた。プラチナ製剤抵抗性と感受性の閾値は、再発までの期間6カ月に設定されていた。

 近年、プラチナ製剤部分感受性(platinum partially sensitive)という新しい概念が提唱され、4つ目のカテゴリーとして定着しつつある。そして、細分化した感受性の程度に応じた治療法の選択に注目が集まってきた。

 今年7月の第52回日本婦人科腫瘍学会学術講演会では、「プラチナ感受性再発卵巣癌の化学療法」をテーマに、スポンサードシンポジウム(座長:横浜市立大学附属病院化学療法センター長:宮城悦子氏、川崎医科大学附属病院産婦人科部長・教授:中村隆文氏、共催:日本イーライリリー株式会社)が開催された。同シンポジウムでは、埼玉医科大学国際医療センター婦人科腫瘍科診療科長・教授の藤原恵一氏(写真左)、近畿大学医学部産科婦人科学教室准教授の渡部洋氏(写真中)、関西労災病院産婦人科部長の伊藤公彦氏(写真右)が、プラチナ製剤感受性再発卵巣癌を中心に、最新治療とそのエビデンス、今後の展望について解説した。


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