今年2月、公知申請されていたゲムシタビンの「がん化学療法後に増悪した卵巣がん」への適応が承認され、卵巣癌治療に新たな選択肢が加わった。

 卵巣癌はその7割がIII期、IV期の進行癌で見つかることが多く、手術や化学療法を行っても、その8割は再発してしまうとされている。また、I期、II期の早期で発見できた卵巣癌に対しては、手術と術後補助療法が奏効するが、再発率が3割ある。こうしたことから、再発に対する治療をどうすべきかが卵巣癌診療の重要なポイントとなっている。

 7月22日から札幌市で開催された第50回日本婦人科腫瘍学会学術講演会のランチョンセミナー「再発卵巣癌における化学療法 〜How to use Gemcitabine〜」(共催:日本イーライリリー)で、関西労災病院産婦人科部長の伊藤公彦氏は、2010年版の卵巣がん治療ガイドラインの根拠となったエビデンスや現在国内で進行中の臨床試験を紹介するとともに、再発卵巣癌に対するゲムシタビン投与のノウハウ、今年6 月の米国臨床腫瘍学会(ASCO2011)で報告されたばかりの新しいエビデンスなどについて解説した。


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