今年6月、転移性腎細胞癌に対してアキシチニブが承認され、8月から臨床で使用可能となった。転移性腎細胞癌に対する分子標的薬は5剤目となり、どのように使い分けていくべきか、注目されている。

 第50回日本癌治療学会学術集会の学術セミナー「腎癌薬物治療における新しい時代の幕開け」(共催:ファイザー)では、これまでに示されているアキシチニブの有効性と有害事象マネジメントについて近畿大学泌尿器科学教室教授の植村天受氏が、最新の腎癌薬物療法の治療戦略について神戸大学腎泌尿器科学分野准教授の三宅秀明氏が紹介した。

アキシチニブはVEGFRに対する特異性が高い

 先に登壇した植村氏は、腎細胞癌治療における課題と期待として、スニチニブ等のチロシンキナーゼ阻害薬の使用経験が増加し、副作用管理も向上して相対用量強度も維持可能になってきている一方で、副作用によって中止に至るケースもまだあると指摘。より有効性が高く、より副作用が少ない新規薬剤が必要とした。




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