大腸癌胃癌GISTなど消化管腫瘍に対する分子標的薬などの最新の治療では、これまで経験することがなかった新しいタイプの副作用が見られるものもあるが、こうした副作用に上手く対処すれば、高い抗腫瘍効果により患者の予後が改善することが明らかになってきている。

 医師は、CTなどの画像所見や、分子標的薬が登場する以前との生存期間の比較により、分子標的薬の効果を実感する。しかし、そのような状況であっても、患者は医師に訴えられない副作用による苦痛を抱えている可能性がある。

 「分子標的薬の副作用を積極的にコントロールすれば、患者のQOLを損なわない状況で生存期間を延長することができる」―大阪大学大学院医学系研究科消化器癌先進化学療法開発学寄附講座で准教授を務める佐藤太郎氏は、第49 回日本癌治療学会学術集会のランチョンセミナー「消化管腫瘍と分子標的治療―薬剤選択と臨床効果―」(共催:ファイザー)でこう述べ、臨床効果と副作用のコントロールを考慮した薬剤選択について解説した。

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