分子標的治療薬が臨床現場に浸透し始め、治療成績は向上してきたが、従来の抗癌剤とは異なる副作用に戸惑うケースも増えてきた。手足症候群高血圧などの副作用の発現で早期に投与が中止され、本来の分子標的治療薬の“良さ”を生かしきれていないことも多い。いかに副作用をマネジメントし、分子標的治療薬の効果を発揮させるかが大きな課題となっている。

 分子標的治療薬の副作用は多様であるため、単科での対応は難しく、他科との協力が必要だ。山形大学医学部附属病院では腎泌尿器外科教授の冨田善彦氏を中心に、分子標的薬適正使用のための治療チーム‘YURCC’を立ち上げた。第47回日本癌治療学会学術集会のセミナー「分子標的治療薬による癌治療とチーム医療」で、冨田氏はTKIの副作用の特徴やその対処法を、さらに同病院治験管理センターの副看護師長で治験コーディネーター(CRC)の青山賀子氏とともに、YURCCの活動を紹介した。


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