近年、肺癌に対する化学療法の有効性を検討する臨床試験が世界中で行われており、今年も数多くの結果が報告された。また、耐性機序のより詳細な解明を目指し、多くの基礎的な検討が進められている。こうした新しい知見を受け、「肺癌診療ガイドライン」2013年版の「鹸非小細胞肺癌の初回化学療法」ではいくつかの点が更新されている。

 和歌山県立医科大学内科学第三講座の山本信之氏は、第54回日本肺癌学会総会のセミナー「非小細胞肺癌化学療法の現状と展望」(共催:日本イーライリリー株式会社)で講演し、EGFR遺伝子変異陽性例およびALK遺伝子転座陽性例に対する治療動向や、ペメトレキセドとプラチナ併用療法に関する最新のエビデンスを紹介した。また今後の展開として、EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌(NSCLC)に対し、ファーストラインからEGFR-TKIと殺細胞性抗癌剤を併用することで、治療効果の改善が得られる可能性について言及した。

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