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学会スペシャル:第52回日本肺癌学会総会
2011年11月3日〜4日 大阪

2011. 12. 22

エリアレビュー・ALK阻害剤

正確な診断がクリゾチニブの日本人での高奏効率につながった【肺癌学会2011】

愛知県がんセンター中央病院副院長 光冨徹哉氏

関連ジャンル:
肺癌

 今回の肺癌学会で、ALK融合遺伝子陽性の非小細胞肺癌(NSCLC)に対してALKチロシンキナーゼ阻害剤であるクリゾチニブ(crizotinib)を投与した国際共同試験、1001試験に参加した日本人のデータについて発表を行いました。試験全体と比べて、日本人では奏効率がとても高いことを報告しました。

 クリゾチニブは、受容体チロシンキナーゼである未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)の阻害剤です。ALK 融合遺伝子陽性NSCLC 患者119 人(日本人15 人を含む)を対象にした1001 試験の拡大コホートでは、良好な成績が報告されています。この試験では28 日を1サイクルとして、クリゾチニブ250mgを1 日2 回投与しています。
 
 今回、発表したのは、試験に参加した日本人15人のサブセット解析の結果です。患者の年齢中央値は43歳(28-63歳)、男性が7人で、非喫煙者が13人、元喫煙者が2人。全例が腺癌で、PS 0が3人、PS 1が8人、PS 2が4人でした。日本人患者と日本人以外の患者での性別、喫煙習慣、組織型の分布など患者背景はほぼ一致していました。

詳細はこちら(PDFウインドウで開きます)

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