HER2陽性進行・再発胃癌に対するトラスツズマブの有効性がToGA試験で示され、本邦でもトラスツズマブが保険適用されて2年が経過した。しかし胃癌のようにheterogenityが高い腫瘍において、適正なHER2 検査を行うにはどのような注意が必要か、そして実際にどのような治療が行われているかといった実態はまだ明らかでない。

 2月27日から大阪市で開催された第85回日本胃癌学会総会の特別シンポジウム「HER2陽性胃癌の治療実態−臨床医・内視鏡医・病理医の連携の必要性」(共催:中外製薬)では、がん研有明病院消化器外科の佐野武氏(上段左)、国立がん研究センター東病院臨床開発センターの大津敦氏(上段右)の司会のもと、岐阜大学腫瘍制御学講座腫瘍外科学分野の吉田和弘氏(下段左)、広島大学病院内視鏡診療科/消化器・代謝内科の田中信治氏(下段左から2番目)、国立がん研究センター中央病院病理・臨床検査科の九嶋亮治氏(下段左から3番目)、東京大学医学部附属病院胃食道外科の瀬戸泰之氏(下段右から2番目)、愛知県がんセンター中央病院薬物療法部の室圭氏(下段右)ら5人の演者が、疫学調査によるHER2 陽性率、内視鏡検査のポイント、病理診断の注意点、検査体制の整備、さらにトラスツズマブ導入後の治療戦略について講演した。

詳細はこちら(PDFウインドウで開きます)