HER2陽性胃癌に対し、トラスツズマブの生存改善効果がToGA試験で明らかになった。この結果をもって、2011年3月、「HER2過剰発現が確認された治癒切除不能な進行・再発の胃癌」に対するトラスツズマブの適応拡大が承認され、胃癌の領域においてもHER2陽性胃癌という新たなカテゴリーが誕生し、個別化治療が幕を開けた。いまや進行・再発胃癌の治療はHER2陽性と陰性それぞれの治療戦略を立てることが求められている。

 第84回日本胃癌学会総会の特別企画シンポジウム「HER2陽性胃癌:個別化治療の幕開け」(共催:中外製薬)では、大阪医科大学附属病院化学療法センターの瀧内比呂也氏(写真上段左)と、大阪大学大学院医学系研究科消化器外科の土岐祐一郎氏(写真上段右)の座長のもと、5人の演者がトラスツズマブを含めた抗HER2 療法について、乳癌治療、病理、消化器内科、消化器外科の立場から講演した。

 演者は、東海大学乳腺・内分泌外科の徳田裕氏(写真下段左)、国立がん研究センター東病院臨床開発センター臨床腫瘍病理部の落合淳志氏(写真下段左から2番目)、名古屋大学消化器外科の小寺泰弘氏(写真下段左から3番目)、四国がんセンター消化器内科の仁科智裕氏(写真下段左から4番目)、国立がん研究センター東病院消化器内科の土井俊彦氏(写真下段右)。





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