広島市立広島市民病院は、年間の原発性乳癌手術症例が400件を超え、日本でも有数の治療実績を誇っている。同院副院長で乳腺外科主任部長の檜垣健二氏は、「こうした数多くの症例の治療を手掛けられる理由の1つは、薬剤師や看護師など多くのスタッフの協力が得られていることで、医師が自らすべきことに専念できるため」と語る。

 では、同院では薬剤師や看護師がどのように治療に携わっているのだろうか。第20回日本乳癌学会学術総会のセミナー「チームで取り組む新規タキサン製剤の副作用管理」(共催:大鵬薬品工業)では、檜垣氏が座長を務め、同院乳腺外科の大谷彰一氏(下写真左)、薬剤部の阿部圭輔氏(下写真中)、看護部の金子博子氏(下写真右)が登壇し、同院で行われている多職種の連携による乳癌外来化学療法とその副作用管理について、最近使用可能となった新規タキサン製剤であるnab-パクリタキセルの投与例を提示しながらロールプレイ形式で紹介した。

 セミナーでは最初に、大谷氏がパクリタキセル(solvent-based paclitaxel)との比較によるnab- パクリタキセル(albuminbound paclitaxel)の特徴を紹介した。



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