乳癌の治療では、エストロゲン受容体(ER)やHER2といったバイオマーカーによって患者を選別して的確な治療を行う個別化治療が可能になりつつある。しかしER陽性かつHER2陰性の乳癌では、アントラサイクリン系薬剤やタキサン系薬剤の効果が低く、どのような化学療法剤が最適なのか、いまだに明らかではない。

 大阪大学大学院医学系研究科乳腺・内分泌外科の中山貴寛氏は、7月3日から4日に東京で開催された第17回日本乳癌学会学術総会のランチョンセミナー「乳癌術後化学療法としての経口Fluorouracilの有用性〜日本における臨床試験結果からの考察〜」(共催:大鵬薬品工業)で講演し、UFT(テガフール・ウラシル配合剤)を中心に、ER陽性かつHER2陰性乳癌に対する経口フッ化ピリミジン系薬剤(以下、経口FU剤)の効果と適応について語った。

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