経口ALK阻害薬alectinib(CH5424802/RO5424802)は、化学療法による治療歴がありALK阻害薬による治療歴はない、ALK融合遺伝子陽性の非小細胞肺癌(NSCLC)患者において、高い奏効率を示すことがフェーズ1/2試験(AF-001JP)で報告されています。このたびAF-001JP試験の1年間追跡データを解析した結果、1年無増悪生存(PFS)率が83%と非常に良好で、脳転移に対する効果も長く続くことが明らかになり、10月にシドニーで開催された第15回World Conferenceon Lung Cancerで発表しました。

 試験の患者数が少ないので断定的なことは言えませんが、EGFR変異に対するチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)や第一世代のALK阻害薬クリゾチニブと比べても、明らかに効果は長く続くという印象があります。何人かの患者さんに使い始めた頃から、レスポンスが良く、副作用も軽度で、忍容性はきわめて優れていると実感していましたが、これだけ長く維持できるというのは予想外でした。

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