70歳以上の非扁平上皮非小細胞肺癌(NSCLC)患者に、カルボプラチンペメトレキセドによる導入療法を行い、その後ペメトレキセドによるメンテナンス療法を行うレジメンは、用量を調整することで実施でき、その効果は70歳以下と同等であることが、本邦の市販後臨床試験として実施されたJACAL試験(Japanese Alimta and Carboplatin followed by Alimta)のサブグループ解析で示され、今回のESMO2012で発表されました。

 また国際的第III相試験のPARAMOUNT試験では、ペメトレキセドを用いたメンテナンス療法は生存期間延長に寄与し、QOLを損なわないことが示されました。メンテナンス療法にはペメトレキセドのように毒性が少なく、患者に負担の少ない「やさしい」薬が適しています。

JACAL試験:高齢者サブグループ解析

 JACAL試験(Japanese Alimta and Carboplatin followed by Alimta)は、化学療法による前治療歴のないIIIB期またはIV期の非扁平上皮NSCLC患者を対象としています。導入療法として、21日毎にカルボプラチンAUC6とペメトレキセド500mg/m2を第1日に投与し、これを4サイクル行いました。導入療法の後、SD 以上の効果が得られた患者にメンテナンス療法として21日毎にペメトレキセド500mg/m2を第1日に投与し、PDまで継続しています。

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