9月にウィーンで開催された第37 回欧州臨床腫瘍学会(ESMO2012)では、転移性腎細胞癌に対するファーストライン治療としてスニチニブパゾパニブを直接比較検討したフェーズ3試験であるCOMPARZ試験の結果が発表されました。

 無増悪生存期間(PFS)について、パゾパニブはスニチニブに対して非劣性を示したという結果です。

パゾパニブのスニチニブに対する非劣性試験

 COMPARZ試験の対象は転移性腎細胞癌で、淡明細胞癌の全身療法を受けていない未治療患者です。患者をスニチニブ群とパゾパニブ群に1:1にランダムに割り付けています。スニチニブは1日50mgから開始し、4週間投与、2週間休薬のスケジュール、パゾパニブは1日800mgから開始し、毎日投与というスケジュールです。いずれの薬剤も必要に応じて減量可能で、スニチニブは37.5mgまたは25mg、パゾパニブは600mgまたは400mgという設定でした。

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