今回の2011European Multidisciplinary Cancer Congressでは、大腸癌の抗上皮成長因子受容体(EGFR)抗体の使い方について、今後の治療を考える上で参考となる複数の発表がなされました。

FOLFOX+セツキシマブとFOLFIRI+セツキシマブでPFS、OSに差なし

 まずは、セツキシマブと併用する化学療法レジメンはFOLFOX かFOLFIRI かというclinical questionに関する発表です。

 切除不能大腸癌肝限局転移患者に、FOLFOX +抗EGFR 抗体であるセツキシマブとFOLFIRI+セツキシマブを比較した多施設ランダム化第II 相試験であるCELIM 試験において、FOLFOX、FOLFIRI 群で全生存期間(OS)、無増悪生存期間(PFS)の差がなかったことがドイツUniversity Hospital Carl Gustav CanusのG.Folprecht 氏によって発表されました。

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