進行・再発乳癌患者を対象とした2つのフェーズ3試験(EMBRACE試験、301試験)の結果から、エリブリンは2次治療以降の治療ラインにおける標準治療の1つとなったと考えられます。さらに301試験からは、今年の米国臨床腫瘍学会(ASCO2013)でQOLのデータが、European CancerCongress(ECC2013)では転移病変とOSの相関解析の結果が発表されるなど、エリブリンの有用性が発揮される患者集団を特定するための検討が進められています。

2次、3次の治療ラインにおけるエリブリンの有効性はカぺシタビンと同等

 進行・再発乳癌患者を対象としたエリブリンのフェーズ3試験では、EMBRACE 試験の結果が先に報告されました(Javier Cortes, et al. Lancet 2011;377:914-23)。本試験の対象は、アントラサイクリン系薬剤及びタキサン系薬剤を含む2〜5レジメンの前治療歴を有する進行・再発乳癌患者です。主要評価項目である全生存期間(OS)は、主治医が選択した治療(TPC)と比べてエリブリンで有意に延長しました

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