多発性骨髄腫では初期治療後に維持療法を行うことによって、無増悪生存期間(PFS)が延長することが報告されています。しかし従来の化学療法では、維持療法を行っても全生存期間(OS)の延長は見られませんでした。今年の米国血液学会(ASH)でも維持療法に関する試験の結果がいくつか発表されましたが、その中で注目されたのは、サリドマイド誘導体であるレナリドミドを用いた維持療法の有用性が明らかになってきたことでした。

 その1つが、70 歳以下の多発性骨髄腫の患者さんを対象に自己造血幹細胞移植(autologous stem cell transplantation:ASCT)の後にレナリドミドによる維持療法を行った第3相試験(CALGB100104)の3回目の中間解析結果です。レナリドミドを投与する群とプラセボを投与する群を比較した結果、多発性骨髄腫のtime to progression(TTP)がレナリドミドによって有意に長くなっていました。

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