今回の米国血液学会(ASH)における骨髄異形成症候群(MDS)関連演題では、まず、レナリドミドの効果とバイオマーカーの関係が複数発表されたことに注目しました。海外で行われた臨床試験の結果がそのまま日本にあてはまるかどうかは分かりませんが、5q欠失のMDSに対するレナリドミドの効果が予測できるバイオマーカーに関するもので、とても重要だと思います。レナリドミド投与継続の可否を早期に判断できる可能性もあります。

 フランスHopital AvicenneのPierre Fenaux氏が発表したのはプラセボ、レナリドミド5mg、レナリドミド10mgを投与したところ、レナリドミド群で有意にヘモグロビンレベルの改善が確認されたランダム化フェーズ3試験 MDS-004の観察期間を延長した結果です。無急性骨髄性白血病(無AML)生存期間と全生存期間(OS)の延長に効果のある因子を、Cox比例ハザードモデルで解析したものです。

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