進行・再発乳癌の治療では、薬剤の開発が進み、さらに患者の視点からの評価が重視されるようになったことで、これまで指標とされてきた全生存期間(OS)や無増悪生存期間(PFS)だけでなく、毒性やQOLなどさまざまな側面から有用性を評価する必要があると考えられるようになってきた。第49回米国臨床腫瘍学会(ASCO2013)でも、エリブリンとカペシタビンを比較したフェーズ3試験である301試験の、QOLに焦点を当てた解析の結果が発表され、注目を集めた。

 今回の対談では、東京大学大学院医学研究科公共健康医学専攻生物統計学分野教授の大橋靖雄氏と、国立がん研究センター東病院乳腺科・腫瘍内科医長の向井博文氏に、進行・再発乳癌治療に対する治療の最新動向として、301試験のサブグループ解析の結果とQOLを指標とした治療効果の評価について解説していただいた。治療の選択を行う上でのQOLという視点の重要性が、その中心となった。

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