非小細胞肺癌(NSCLC)においては、今年のASCOでも非扁平上皮癌(Non-squamous:NS)に対する維持療法が注目されました。これまで行われてきた維持療法に関する臨床試験の全生存期間(OS)に関するアップデートや、QOL評価を行った試験の結果などが発表されました。いずれの試験も、ペメトレキセドをベースとしたContinuation Maintenanceの有効性を示す結果となりました。

ペメトレキセドによる導入療法・維持療法は年齢を問わず有効

 注目した演題の1つは、PARAMOUNT試験の年齢別解析の結果です。

 PARAMOUNT 試験の対象は、未治療のステージIIIB‐IV、PS 0‐1のNS-NSCLCで、シスプラチン+ペメトレキセドによる導入療法を4サイクル行った後、完全奏効(CR)、部分奏効(PR)、病勢安定(SD)が得られた患者939例をランダム化し、ペメトレキセドによる維持療法を行う群とプラセボ投与群に分けて予後を検討しています。主要評価項目であるランダム化からの無増悪生存期間(PFS)中央値は、ペメトレキセド維持療法群4.1カ月、プラセボ群2.8カ月と、ペメトレキセドによる維持療法を行う群で有意に延長したことがASCO2011で発表されました。

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