今回の米国臨床腫瘍学会(ASCO)でのEGFRチロシンキナーゼ阻害剤(EGFR-TKI)に関する発表では、EGFRのキナーゼドメインに変異を持つ進行肺腺癌に対して、腺癌に対する現時点での最強の化学療法であるペメトレキセド/シスプラチン併用療法と、上皮成長因子受容体(EGFR/HER1)とHER2などのErbBファミリー全体を不可逆的に阻害する経口薬afatinibを比較した、LUX-Lung3試験の結果が注目されました。そしてafatinibは無増悪生存期間(PFS)を大きく延長することができたという結果を示しました。

 LUX-Lung3試験はEGFR遺伝子変異を有する進行肺腺癌患者345人を、ファーストラインとしてafatinibを投与する群(afatinib群、230人)と、ペメトレキセドとシスプラチンを投与する群(PC群、115人)に無作為に割り付けました。afatinib群には毎日40咾afatinibが投与され、PC 群には21日おきにペメトレキセド500mg/m2とシスプラチン75mg/m2が投与されました。主要評価項目は中央独立審査によるPFSでした。

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