今年の米国臨床腫瘍学会(ASCO2011)では、いくつも注目される演題が発表されましたが、まずHER2陽性乳癌患者に対する術前療法(ネオアジュバント)の臨床試験の結果に注目しました。

 昨年末に開催された米国サンアントニオ乳癌シンポジウム2010でも、ネオアジュバントに関する試験が3本発表され、注目されました。こうしたネオアジュバントの試験が相次いで実施された背景には、今後の乳癌診療を考えていく上で重要なポイントが2 点あると思います。

 1つは、患者の個別化に必要な一通りの薬剤の組み合わせを評価すること、もう1つは手術と化学療法を行う前の乳癌を対象にバイオマーカーの探索を行うこと、という2点です。

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