世界最大の癌の学会である米国臨床腫瘍学会(ASCO2011)が、6月3日から7日にシカゴMCCORMICK PLACEで開催される。

 今年の目玉として、プレナリーセッションのトップ(LBA1)には、ハイリスク手術可能消化管間質腫瘍(GIST)にイマチニブを投与した試験であるSSGXVIII/AIOが登場する。その他プレナリーセッションには、悪性黒色腫関連の2題、BRAF阻害剤(LBA4)、ipilimumab関連の発表が登場する。

 肺癌領域では、ALK阻害剤crizotinibの新規データ、ペメトレキセド+シスプラチンの投与後にペメトレキセドを維持療法として投与するPARAMOUNT試験が注目される。

 乳癌では、ネガティブとはなったがBSI-201の詳細な結果が気になる。卵巣癌では、ベバシズマブを併用したOCEANS試験も見逃せない。

 腎癌領域では、ソラフェニブとアキシチニブのセカンドライン対決も見所だ。

 胃癌では、カペシタビンとオキサリプラチンをアジュバントとして投与したCLASSIC試験の結果が楽しみだ。膵癌では、ゲムシタビンとS-1の使い方を検討したGEST試験の結果が発表される。肝癌では、GIDEONの中間報告ははずせないところだ。

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