会場の沖縄コンベンションセンター

 沖縄本島中西部の宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで10月25日、第30回日本高血圧学会が開幕した。27日までの3日間にわたって開催される。今期学会長は琉球大医学部循環系総合内科学教授の瀧下修一氏。大会のテーマは「高血圧学の進歩をすべての人に−心血管病攻略の新しいステージへ−」とされた。

 初日の登録者数は約1000人で、ランチョンセミナー以外は口演2トラック+ポスターと会場を絞り、立ち見も出る中で、高名な演者に対しても厳しい質問が飛び、熱を帯びた議論が展開されている。

 一般演題の応募数は、コメディカルセッションと症例検討会を含めて578題で、5人の選考委員の採点で平均7.8点以上を口演、5点以上をポスター演題として、口演106題、ポスター363題が採択された。口述演題の上位24題は高得点演題として、プレナリーセッションで報告される。シンポジウムとしては、最近注目を集めているレニン阻害薬などの話題を取り上げた「RAAS系の新しい展開」のほか、今期の主要テーマの一つでもある「高血圧学会としてCKD慢性腎臓病)にどう取り組むか」、「栄養と高血圧」、「高血圧治療ガイドライン改訂のポイント」などが行われる。また30周年大会であることから、2日目の26日には、「高血圧研究と高血圧学会の30年のあゆみ」と題した第30回記念シンポジウムを設けた。