進行胃癌を対象に、分子標的型抗癌剤であるTSU-68とS-1シスプラチンをファーストラインとして投与する臨床試験が近く開始されることが明らかとなった。これは10月30日から11月1日まで名古屋市で開催された日本癌治療学会のランチョンセミナー「胃癌化学療法の今〜均てん化とグローバル化をどう両立させるか?〜」の講演の中で愛知県がんセンター中央病院薬物療法部部長の室圭氏が明らかにしたもの。

 TSU-68は、大鵬薬品が開発している製剤でVEGFR-2、PDGFR、FGFRのキナーゼを阻害することで血管新生を抑制し、抗腫瘍効果を発揮することが期待されている経口製剤だ。