イマチニブが登場するまでは、手術以外に有効な治療方法がなかった消化管間質腫瘍GIST)。イマチニブの登場により治療成績は格段に向上した。ただし、GISTはイマチニブ抵抗性を徐々に獲得するため、イマチニブ抵抗性の患者に有効な治療薬が必要となっていた。今年2月末、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会が、イマチニブ抵抗性GISTを対象に、分子標的薬スニチニブの承認を了承。国内でもスニチニブが近々利用できることとなっている。

では、新しい薬剤であるスニチニブをいかに使いこなしていけばよいのか? その答えを示す講演が2008年2月29日、横浜市で開催された日本胃癌学会のランチョンセミナー「New Insights into Effective Treatment of GIST」(共催:ファイザー)で、米Harvard Medical SchoolのAndrew J. Wagner氏により行われた。

Wagner氏は、イマチニブ抵抗性GISTのセカンドライン治療薬として、既に米国で利用されているマルチキナーゼ阻害剤スニチニブの有効性を示した。加えて、同薬による有害事象のマネージメントのコツも披露された。


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