第71回日本循環器学会総会・学術集会を機に、日経メディカル オンラインでは現在、読者が注目するセッションを明らかにする緊急アンケート調査を実施中です。3月14日までに121人の方から回答が寄せられました。その結果を報告します。

 セッションごとに注目するセッションを挙げてもらったところ、プレナリーセッションでは「心房細動の集学的治療戦略」が44.6%で第1位でした。「動脈硬化研究の最近の進歩」が33.9%、「本邦における臨床試験の現状と課題」が29.8%で続いています(図1)。

図1 プレナリーセッションでは「心房細動の集学的治療戦略」が44.6%で第1位(複数回答、n=121)

 シンポジウムでは「冠動脈疾患のNew Evidence −病態、診断、治療」が45.5%で第1位でした。「心不全と不整脈」が35.5%で2位、「糖尿病性心血管病の特徴と新たな治療」が34.7%で3位でした(図2)。

図2 シンポジウムでは「冠動脈疾患のNew Evidence −病態、診断、治療」が第1位(複数回答、n=121)

 トピックスでは「薬剤溶出性ステントの問題点と今後の展望」が56.2%で過半数の人が挙げていました。「低HDL血症の病態と治療」が43%、「冠攣縮性狭心症のトピックス」30.6%で続いています(図3)。

図3 トピックスでは「薬剤溶出性ステントの問題点と今後の展望」が56.2%で過半(複数回答、n=121)

■ 「専門医で喫煙している人は、以前より確実に減った」が半数

 日本循環器学会が2002年に発表した「禁煙宣言」の中に「循環器学会専門医は全員非喫煙者であることを目指す」ことが盛り込まれました。今回のアンケートでは、この努力目標は今、どのような状況にあるか尋ねていますが、今のところ「専門医で喫煙している人は、以前より確実に減ったと思う」が50.4%と半数を超え、「専門医で喫煙している人は、最近見かけたことがない」も6.6%ありました。努力目標は着実に実を結んでいるようです。
 なお、日本循環器学会が2007年1月15日から、ホームページに、全専門医の氏名と所属先を都道府県別に掲載していますが、この制度を知っていると回答した人は35.5%、知らないと回答した人は64.5%でした。

 アンケートは現在も実施しています。「日本循環器学会アンケート調査を実施中」をご参照ください。