「社会性の観点からのアプローチも重視」と話す川嶋氏

 第71回日本循環器学会総会・学術集会は、循環器領域の最新知見について議論する一方で、「社会性の観点からのアプローチも重視している」のも特徴だ。今学会事務局長を務める大阪府済生会中津病院の川嶋成乃亮氏(写真)は、DPC、女性医師、新た研修制度など「社会性の観点」からのセッションが少なくないことを強調する。

 具体的には、シンポジウムの「DPCと循環器診療」「女性医師の雇用問題を探る」「循環器領域における医療の質管理と臨床指標」などがある。たとえば女性医師のセッションでは、千葉県衛生研究所の天野恵子氏、山口大学の松田昌子氏、佐賀大学の吉田和代氏、大阪国税局診療所の谷口智子氏、大阪医療センターの山崎麻美氏らが登壇し、女性医師の雇用問題の現状と対策について発表することになっている。

 このほか、トピックスでは「産学共同研究開発における問題点」が、ラウンドテーブルディスカッションでは「新しい研修制度における循環器診療の問題点」が、またプレナリーセッションでは「本邦における臨床試験の現状と課題」が「社会性の観点」からのセッションとなっている。

*第71回日本循環器学会総会・学術集会のプログラムは、学会ホームページで閲覧できる。