抗インターロイキン6受容体抗体トシリズマブ(一般名)の関節リウマチを適用とした申請が今週末にも行われる模様だ。4月23日から長崎市で開催されている日本リウマチ学会のアニュアルコースレクチャー2「生物学的製剤に関する最近の知見」で、埼玉医科大学副学長で同大学総合医療センターリウマチ・膠原病内科教授の竹内勤氏が明らかにした。

 竹内氏はアニュアルコースレクチャー2の中で、抗TNF療法の現状と生物学的製剤の概要を説明、「当面は、メトトレキサートなどを使った後にTNF阻害薬が使われ、その後にトシリズマブ、リツキシマブ、アバタセプトなどが使用されるだろう」として、その中でトシリズマブの申請についての見通しを述べた。

 2005年11月に開催された米国リウマチ学会では、トシリズマブを単独投与した場合、関節破壊の進行を有意に抑制する効果を確認できたことが報告されている。また今回の日本リウマチ学会では、二重盲検試験の結果が初めて発表される予定だ。