2006年の国際脳卒中会議(Costantino Ladecola会長)が2月16日、米国フロリダ州のキシミーで開幕した。会場はGaylord Palms(写真)で、18日午前までの2日半にわたって600以上の演題が予定されており、3500人以上と見込まれる参加者が議論を展開する。

 同会議は、2010年までに脳卒中のリスクを25%減らすことを目的に掲げ、脳卒中に関する最新情報の集積と専門家間での情報共有を目指している。今年は、「虚血性脳卒中における遺伝学の最新知見」をはじめ、「母と子ども」「産じょく時の発作」「救急部門におけるCT血管造影および意思決定」「血管性認識障害のインパクト」などに焦点を当てた特別シンポジウムを予定している。

 また、診断、急性期の管理、院内での処置、リハビリテーション、小児期の脳卒中発作、危険因子などと、臨床上のカテゴリーごとにセッションを組み立て、分かりやすさを優先したプログラム構成としている。一方、基礎医学のカテゴリーでは、ニューロン、グリア細胞、炎症 、及び血管性の病態生理学と血栓症を取り上げる。

 同会議は年々参加者が増加しており、昨年のニューオーリンズでの会議には3063人が参加し、2000年以降初めて3000人を突破した。国際会議の名にふさわしく、米国以外からの参加も目立ち、昨年は700人に迫るほどで、世界的な規模で注目を集めるまでに成長している。