関節リウマチ(RA)におけるインフリキシマブの長期成績を検討した多施設共同前向きオープン試験から、4年後の追跡データが報告された。ベルギーGhent大学病院のVan der Cruyssen氏らが、6月23日のポスターセッションで発表した。

 本試験では、2000〜2001年にかけて511例のRA患者が登録された。罹病期間(中央値)は約10年、平均3.9剤のDMARDsメトトレキサートを含む)に治療抵抗性の患者であった。4年間のフォローアップができた患者は479例で、このうち61.6%(295例)の患者は4年経過後もインフリキシマブの投与が継続されていた。中止理由の内訳は、有害事象が16.9%(81例)、効果不十分が13.6%(65例)、その他の理由(患者希望など)が7.9%(38例)であった。

 インフリキシマブが継続された患者、途中で中止された患者のいずれにおいても、投与開始6週後のDAS28は著明に改善していた。また、4年後まで継続し得た患者ではDAS28スコアの改善は継続的に認められ、1年ごとに0.2ポイントのスコア改善がみられた。治療を継続している患者のうち62.0%が低活動性(DAS28<3.2)を維持しており、さらに49.5%の患者では非常に低い疾患活動性(DAS28<2.85、または、腫脹・圧痛関節数がともに0かつ赤沈10mm/hr未満)が得られた。

 これらの結果から、インフリキシマブは効果発現が早く、多くの患者で治療が継続でき、長期にわたり疾患活動度の低下を維持することが示された。