小雨がぱらつく肌寒いアムステルダムで6月21日、第7回欧州リウマチ学会・年次集会が開幕した。市内のRAI国際展示・会議センターで24日までの4日間にわたって開催される。今期会長は、ノルウェー・オスロ大学リウマチ学教授のTore K. Kvien氏。欧州小児リウマチ学会との共同セッションが併催されるほか、今回の年次集会ではSLEの管理などいくつかの分野についての2006年版リコメンデーションも提示されている。

 一般演題は、約3000の応募演題からふるいにかけられた口演300題とポスター1500題が、企業展示会場を含む15の会場で発表される。110を超える各セッションでは、発表演題とは別に、座長やその他の研究者が概要や関連する話題、コメントなどを発表する方式で、演題番号がついていないプレゼンテーションがはさまる。応募演題数は2005年の約2割増だという。参加者数は、専門医、研究者、その他の医療従事者と患者を含め、9000人以上を見込んでいる。

 組織としてのEULAR(The European League Against Rheumatism)は1947年に創設された。直訳すれば、「欧州リウマチ対策連盟」。各国の43学会と患者支援団体などから成る統合組織で、リウマチ関連疾患の研究、予防、治療、リハビリテーションのプロモーションと支援を目指している。年次集会の開催は歴史が浅く、2000年にニースで第1回が開催されてから、今年で7回目を迎えたばかりだ。