スペイン北部の都市バルセロナの会議施設Fira Gran Viaで9月7日、23回目の開催となる欧州呼吸器学会(ERS2013)が開幕した。会員数は1万人で期間中、約2万人の参加者を見込む。登録された一般演題はポスター、口演を含めて前年の2012年を6%上回る5496題に上った。

ERS会長でミラノ大学呼吸器科教授のFrancesco Blasi氏

 ERS会長でミラノ大学呼吸器科教授のFrancesco Blasi氏は、今期学術集会における注目の話題として、(1)欧州における呼吸器疾患の現状を示した「欧州肺疾患ホワイトブック」の出版、(2)薬剤耐性結核の診断と監視、(3)欧州における大気汚染と健康についてのEU出資研究「ESCAPE Study」、(4)1万7000例ものCOPD患者を対象とした呼吸器領域では過去最大規模の臨床試験「TIOSPIR」の主要結果の発表、などを挙げた。

 ERS2013は8日から実質的な学術セッションが始まり、11日までの4日間、熱意に満ちた討議が行われる。