欧州糖尿病学会EASD)は9月23日、欧州医薬品庁EMA)が同日、チアゾリジン系糖尿病治療薬のロシグリタゾン(商品名;Avandia、Avandamet、Avaglin)について、リスクがベネフィットを上回るとしてEU市場からの撤去を勧告したことを受けて、声明を発表した。

 声明では、今回のEMA勧告は、数年にわたるロシグリタゾンの心疾患リスクを評価した結果に基づくものであるとした上で、現在、Rosiglitazoneを処方されている患者に対しては、受診している医療機関において代替処置の相談を受けるよう求めた。

 特に、医師に相談せずにロシグリタゾンの服用を止めることは、高血糖を引き起こし、短期的な重大な健康被害を招くことになりかねず、長期的にも糖尿病関連の合併症リスクを増大させることにつながると注意を喚起している。

(日経メディカル別冊編集)