写真1 例年の参加者が1.5万人を超えるADA年次学術集会

 米国のシカゴで6月22日、米国糖尿病協会(ADA)の第67回年次学術集会が開幕した。26日までの5日間にわたり開催される。会場は、ミシガン湖そばのマコーミックプレイス・コンベンションセンター。学術集会の学会長を務めるのは、フロリダ州立大学公衆衛生学教授のLarry C.Deeb氏。

 ADA年次学術集会は、例年の参加者が1.5万人を超える大規模な学会。口演もしくはポスター発表される演題は2080題で、さらに抄録掲載のみの演題が761題にも上る。会長のLarry C.Deeb氏の専門が小児内分泌学のためか、小児および1型糖尿病に関する話題が、例年に比べ多いようだ。なお、ポスターセッションは全日同じものが張り出され、定期的に議論が行われている。

 今回の速報では、糖尿病治療を根本から変える可能性があるとして最近期待が高まっているインスリン分泌促進作用を持つホルモン、グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)アナログ製剤およびGLP-1分解酵素-4(DPP-4)阻害薬の開発状況を中心に、発表演題の詳細を紹介する。