大統領選挙が終わったばかりの米国の首都ワシントンDCで11月10日、第76回米国リウマチ学会(ACR2012)が開幕した。11日から一般演題を含む本格的な学術セッションが始まり、14日までの計5日間にわたって開催される。

 参加者数は、「東海岸を中心に甚大な被害をもたらしたハリケーン・サンディの影響にもかかわらず、過去最高の約1万6000人を記録した昨年を上回る見通し」(会長でUniversity of NebraskaのJames R. O’dell氏)という。

 発表演題数は、コメディカルを主な対象としたACR傘下のARHP(Association of Rheumatology Health Professionals)の演題(約140題)を含め、特別(プレナリー)セッション演題が約20題、一般口演が約450題、ポスターが約2150題、レイトブレーキング演題が約20題などとなっている。

 今回の会場となったワシントン・コンベンション・センターは、1976年になってようやく自治権を確立したワシントンDCの初代市長であるWalter E. Washingtonの名前を冠している。2004年に稼働したばかりの新鋭施設で、会場面積は全米8位という。付近の芝生や木々にはリスの姿も見られるのんびりした雰囲気だが、一般演題のプレゼンテーションが始まれば、会場内はいちだんと熱気に包まれそうだ。