米国南部のジョージア州アトランタで、第74回米国リウマチ学会・年次学術集会(ACR 2010)が開幕した。11月7日から11日までの5日間にわたって開催される。参加登録者数は11月8日現在で1万3000人、最終日までに1万5000人の登録を見込んでいる。医師など医療従事者は1万人前後だという。

 8日からは一般演題を含む学術セッションが始まった。会場のジョージア国際会議センターには、会場から会場へとセッションを聞き歩くリウマチ専門医や関係者が集まり、活気に満ちている。広大なポスター会場では再会の挨拶もそこそこに、演題への熱心な質疑が繰り広げられていた。

 昨年のACR2009では、ACRと欧州リウマチ学会(EULAR)が共同で進めてきた関節リウマチ分類基準の23年ぶりの改訂という大イベントがあった。今回のACR2010では、この新基準の有用性や妥当性について、1年間の実臨床データに基づく評価が多数報告される。

 また、最終日の11日には、関節リウマチ治療で最初に達成すべき目標とされる臨床的寛解について、薬物治療の進歩も踏まえて、より厳しい目標を設定すべきかどうか、EULARの主要メンバーを交えた議論が予定されており、早くも関係者の注目を集めている。

(日経メディカル別冊)