メトトレキサート(MTX)抵抗性の関節リウマチ患者を対象としたAIM試験で、アバタセプト2年間投与は1年間投与時に比べて、疾患活動性を改善していることが明らかになった。米国リウマチセンター(New York)のJ. Kremer氏らがポスターセッションで発表した。

 AIM試験(Abatacept in Inadequate responders to Methotrexate)は、活動性関節リウマチで、MTXの効果が不十分な患者を対象とし、最初の1年間はアバタセプト+MTX(433人)とプラセボ+MTX(219人)の無作為化二重盲検試験を行い、1年目以降はアバタセプト+MTX(539人)のみで行った試験。

 無作為化二重盲検試験が終了した1年目以降の結果は、ACR20%の達成率が1年目時点では82.3%だったが、1年半では85%に、2年目時点では87.7%と上昇した。同様にACR50%は順に54.3%、61.5%、61.7%、ACR70%は32.4%、36.0%、38.0%と、1年目よりも2年目で達成率は上がっている。

 また顕著な臨床的反応(Major clinical response)が見られた患者の割合も、1年時点では16%だが、2年では28%に増加した。DAS28評価(CRP)による寛解率は、1年目が25.4%、2年目が30.9%だった。

 これらの結果から研究グループは、「アバタセプトは関節リウマチ患者において、2年間にわたって活動性を改善した」と結論付けている。また同じくAIM試験の結果から、アバタセプトにより痛みや疲労感、睡眠の質も改善されたことも、別のポスターセッションで発表された。