3月21日掲載の「立ち上がれ!ボランティア薬剤師」を読んだ鹿児島市の近藤悠希氏から、北海道薬科大学の野呂瀬崇彦氏に質問が寄せられました。ここでは、お二人の許可を得て、そのやりとりを紹介します。


◆近藤 悠希氏(谷山会営薬局[鹿児島市])

野呂瀬先生

 鹿児島の近藤と申します。本日3/23に、薬剤師会から連絡がありまして、3/27より宮城県へボランティアとして参加することになりました。食料やシュラフ、防寒着、治療薬マニュアルなど最低限の物以外で、被災地で薬剤師が貢献する上で必要になるであろう持ち物や、先生が活動された中でこれがあればよかったと思うものがあれば御教示いただけると幸いです。


◆野呂瀬 崇彦氏(北海道薬科大学薬事管理学分野准教授)

近藤様

 北海道薬科大学の野呂瀬です。お問い合わせいただきありがとうございます。

 私は、災害時の対応マニュアル(日薬のHPでダウンロードできます)を読んで、必要な装備をひととおりもって行きました。活動する内容にもよりますが、車の入れないところにいくのであれば長靴のようなものがあればよいでしょうし、調剤の現場に入るのであれば、患者さんが飲んでいるお薬を鑑別するために識別コード表を持参するとすばやく対応できます(治療薬マニュアルでも載っていないものがあるので)

 もしお手持ちで小児に用いる薬の薬用量一覧表などがあれば、専門外の医師が小児を診察するのに役立つかもしれません。

 OTCを小分けするのに、100円均一などで売っているチャックつき小袋や小さめのポストイットは大変重宝しました(2日目でなくなりましたので大量に持っていっても良いと思います)。

 あとは現場にいってあるもので対応する、ということになると思います。

 近藤さんのご活躍をお祈り申しあげます。お気をつけて!