日本内分泌学会、日本甲状腺学会、日本内分泌外科学会、日本甲状腺外科学会、日本小児内分泌学会の関連5学会は3月22日、甲状腺ホルモン薬「チラーヂンS錠」(一般名レボチロキシンナトリウム)について、4月中旬を目処に供給再開が可能な見込みであることを学会ウェブサイトで公表した。⇒ 文書はこちら(PDF)

 「チラーヂンS錠」等を製造するあすか製薬いわき工場(福島県いわき市)が東日本大震災で被災したため、製造ラインが停止している。同社ではいわき工場の操業再開に加え、製造委託会社による生産や同成分の海外からの緊急輸入も含めて、急ぎ供給を再開する。

 5学会は、同社による安定的な供給が再開されるまでの間、供給不足を来さないよう、(1)3カ月処方といった長期処方を避け、原則1カ月以内の期間の処方とする、(2)状況によっては、さらに短い処方により、譲り合う、(3)神経発達上どうしてもレボチロキシンが必要な新生児・乳児および妊婦への処方を優先する(これらの処方は合わせても全処方量の1%未満と推測される)――を医療従事者に呼びかけている。

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日本内分泌代謝学会