「日経ドラッグインフォメーション Premium版」に掲載されている全ての編集記事をスマホやパソコンでお読みいただけるようにした日経DIデジタルの2014年12月号を公開しました。

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 12月号の特集のタイトルは、「その処方意図、気付いていますか? 癌患者の支持療法」です。昨今、癌患者の増加や、抗癌剤とその投与方法の進歩などによって、病院の外来で化学療法を実施する件数が大幅に増加しています。また、院外処方率が高まっていることも相まって、外来化学療法を受けた患者が、病院の門前だけでなく、自宅や駅近くなど様々な薬局に処方箋を持ち込むケースが増えています。今や、どの薬局でも癌患者の処方箋を応需する機会はあるといっていいでしょう。

 ただし、癌患者が持ち込む処方箋には必ずしも抗癌剤が記載されているわけではありません。支持療法、つまり癌治療の副作用などを治療・予防する薬剤のみが記載された処方箋も数多くあります。支持療法の問題は、薬剤を通常とは異なる特殊な使い方をする場合が少なからずあることです。ところが処方箋に用途や詳しい使い方が記載されていないことも少なくありません。その場合、支持療法であることに気付かなければ、患者に誤った説明をしてしまうことになりかねません。そこで、この特集では、癌の外来化学療法を受けている患者の支持療法に用いられる主な処方薬やその用法、服薬指導時に注意すべきポイントを、悪心・嘔吐、末梢神経障害、皮膚障害などの症状別にまとめました。支持療法を理解するのに役立つ記事です。

 今号のInterviewは、特集との連動で、今年4月にスタートした日本臨床腫瘍薬学会の外来がん治療認定薬剤師を、薬局薬剤師としてただ一人取得したメディカルファーマシィー ミキ薬局日暮里店店長の長久保久仁子氏に登場いただきました。東京女子医科大学病院の近くにある薬局に勤務した時代に、病院薬剤部との薬薬連携による癌患者のサポートに取り組んできた長久保氏は、現在、駅ビルの中で面展開している薬局で、やはり癌患者のサポートに取り組んでいます。地域の薬局薬剤師が癌患者を支援する意義などを語っていただきました。

 Reportのタイトルは「眠れない高齢者の悩みに答えよう」。2014年11月に発売された新しい作用機序の睡眠薬ベルソムラ(一般名スボレキサント)は、高齢者に使いやすい薬とされ、薬剤の選択肢の一つになりそうです。このベルムソラの特徴などを解説するとともに、高齢者に処方される睡眠薬の特徴や注意点など睡眠薬の“基本のキ”をQ&A形式で分かりやすく整理しました。

 Case Studyでは、長崎県薬剤師会が実施している腎機能に着目した処方監査の取り組み取り上げました。同薬剤師会の会員薬局では、患者から体重、身長、血清クレアチニン値を聞き、クレアチニンクリアランスを推算して処方監査に生かすという取り組みを、2014年1月にスタートさせました。「全ての薬局で検査値を聞こう」と取り組みを開始したところ、腎機能が低下した患者が4割近く存在することが判明。腎機能情報を基にした疑義照会の実施など、腎排泄型薬剤の処方のチェックの強化につながっているということです。

 Premium版では新連載の「構造で薬を理解する」をスタートしました。化学構造式には、化合物の薬効、副作用、薬物動態などの情報が含まれており、臨床の場でもその知識は役に立つはずです。有機化学というと基礎的な学問領域と思われがちですが、本連載では保険薬局の薬剤師が身近に触れる薬にスポットを当てて、薬局における薬剤師の業務の一助となるような切り口で解説していきます。第1回目の今回のテーマは、薬の構造と名称の関係について。構造や作用の手掛かりとなる「一般名」、薬剤の分類などに使われる「化学名」などの命名の原則を解説しました。

 このほかPremium版では毎号掲載の「医師が語る 処方箋の裏側」「調剤報酬請求の落とし穴」のほか、隔号掲載の人気コラムである「医師が処方を決めるまで」「知っていてほしい注目論文」「五感で実践! トリアージ」などを掲載しました。3カ月に一度掲載の「薬の相互作用としくみ」では、CYP2J2が関与する相互作用について取り上げました。

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